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絶対に覚えておきたい英語の慣用句(イディオム)5選|使い方や意味も解説| EnglishSearch

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更新日 2024.5.10

絶対に覚えておきたい英語の慣用句(イディオム)5選|使い方や意味も解説

英語の慣用句を覚えたいけれど、

「どうやって覚えればいいかわからない」

「最低限覚えるべき慣用句は?」

とこんな悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、絶対に覚えておくべきよく使う英語の慣用句を紹介していきます。

慣用句の意味や覚え方も解説しているので、実践的に使用したい人や試験対策をしたい人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

英語のイデイオム(=慣用句)とは

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そもそも英語のイディオムとは何でしょうか?

聞いたことはあるし、知っているはずだけれど具体的にどういうものが英語のイディオムなのか分からない人もいるかもしれません。

ここでは改めて英語のイディオムとは何か、どういうものなのかを説明していきます。

二語以上の単語を組み合わせて意味を表す

結論から言えば、英語のイディオムとは二語以上の単語を組み合わせて意味を表す表現のことです。

具体例を挙げてみましょう。

  • bring home the bacon

直訳すれば「ベーコンを待って帰る」ですが、この慣用句は「生計を立てる」という意味で使われています。

このように、単語と単語が組み合わさることで文字通りの意味とは違った意味を持つ表現を慣用句と呼びます。

慣用句と熟語は異なる

ここまでで熟語と似ていると思った人もいるでしょう。

特に日本では「千変万化」のように四文字の漢字を組み合わせた四字熟語が、お馴染みとなっています。

熟語には「晴天」のように見ただけで意味がわかりやすいものもたくさんありますが、英語の慣用句は直訳では意味を取るのが難しいという特徴があります。

また、似た言葉にことわざもあります。

こちらは厳密な線引きが難しいのですが、一般的にはことわざは生活の知恵や教訓などが含まれているものを指します。

「石の上にも三年」などは一度は耳にしたことのある言葉でしょう。

慣用句を覚えるのは必須

慣用句は昔からよく使われてきた言葉ですが、反面意味を知らないと分からない言葉でもあります。

"bring home the bacon"も、意味を知らずに直訳で考えてしまうと、なぜ急にベーコンの話が出てきたのか分からなくなってしまうでしょう。

慣用句は知っているのが前提ですから、慣用句を覚えるのは必須だと言えます。

英語を母国語で話す人々の間の会話では当たり前のように使われている

実際、英語を母国語で話す人々同士の会話では当たり前のように慣用句が使われます。

これを聞き取るにも話すにも、慣用句を知らなければ始まりません

慣用句を覚えることはそれくらい、英語を使う上で重要なことです。

POINT

慣用句は、二語以上の単語を組み合わせて意味を表す言葉

熟語やことわざとは異なる

慣用句はよく使われるので、覚えることが必須

英語の慣用句を覚えるべき人

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ここからはどういう人が特に英語の慣用句を覚えるべきなのか、また慣用句を覚えるとどんなメリットがあるのかを具体的に解説していきます。

海外に行くことが多い人

まず、海外に行くことが多い人は積極的に慣用句を覚えた方がよいでしょう。

「初心者のうちは慣用句を覚えていなくても大丈夫」「慣用句を使わなくても自分の言いたいことを伝えることができればいい」などと考える人もいるかもしれませんが、周りが英語を母国語で話す人々ばかりの環境ではそうとも言えません。

英語を母国語で話す人々の会話では使用頻度が高い

英語の慣用句は英語を母国語で話す人々の会話の中で非常によく使われているものです。

せっかく会話が聞き取れても、慣用句の意味が分からなくて相手が何を言っているのか分からずに、会話のリズムが止まってしまいます。

自分から発言する時にも、慣用句を使えるのと使えないのでは印象は大きく違ってきます。

慣用句を使えばよりナチュラルな会話表現になり、シンプルで気の利いた表現にもなるので、会話もより一層弾み、知的なものになるでしょう。

英語の語彙力が高まる

たとえ英語を母国語で話す人々と会話をする機会が少なくても、慣用句を覚えておいた方がいい場面にはたくさん出会います。

慣用句はとてもよく使われるので、英語の語彙の中で欠かせないものとなっています。

そしてまた、慣用句を覚えることは英語の語彙力を高めることに直結しているのです。

さまざまな言い回しができる

慣用句を知っている・使えるということは、それだけで同じことを複数の言い回しで表現できると言うことです。

慣用句を知っていればより状況にぴったりな表現ができ、ちょうどいい言い回しを選択することができます。

また、慣用句は会話の中だけでなく、ニュース記事やブログ・小説などの中にも非常によく使われます。

英語を読んだり書いたりする時にも、慣用句は重要な役割を果たしているのです。

POINT

英語の慣用句を覚えるべき人はどんな人?

海外に行くことが多い人・ネイティブと会話をする人

さまざまな言い回しを覚えて、英語の語彙力を高めたい人

英語の慣用句の覚え方・勉強方法

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さて、英語の慣用句を覚える必要性や使うことで得られるメリットはわかりましたが、どうやって覚えていけばいいでしょうか。

ここでは慣用句の効果的な覚え方や、具体的な勉強方法を3つ、ご紹介します。

1:参考書や教材で勉強する

1つ目は参考書や教材で勉強する方法です。

英語の参考書や教材は非常にたくさん出版されていますから、難易度や目的に合わせてお気に入りのものを見つけてみましょう。

暗記で覚える

その際、中心となってくるのは暗記で覚える方法でしょう。

暗記には苦手意識のある人もいるかもしれませんが、ちょっとしたコツを押さえて覚えると効果的です。

たとえば、参考書のまとめ方とは別に自分のオリジナルのまとめ方でノートを作ってみる同じ単語を使った慣用句同士を関連付けて覚えるといった方法は効果が高いやり方です。

人によっては語源を調べて納得してから覚えるのが覚えやすいという人もいるでしょう。

自分に合ったやり方で覚えればいいので、色々と工夫をしてみましょう。

2:洋画を見て勉強する

2つ目は洋画を見て勉強する方法です。

英語の慣用句は英語を母国語で話す人々の会話の中でよく使われています。

注意深くセリフを聞いていれば、洋画の中でも当たり前のように英語の慣用句を聞くことができるでしょう。

日常的な慣用句を覚えることができる

洋画のセリフはプロの脚本家が書いた自然で生きた英語表現です。

今は海外に行く予定がないという人や、周りに英語を母国語で話す人がいないのでナチュラルな英会話をするのは難しいという人も洋画を見れば自然に日常的な慣用句の使われ方を知ることができるので、楽しみながらどんどん覚えていけるでしょう。

映画で出てきた慣用句を覚えて、英語を母国語で話す人々の使う表現を身に着けてしまいましょう。

3:洋楽を聴いて覚える

3つ目は、洋楽を聴いて覚えるという方法です。

洋楽を好きでよく聴くという人は多いと思います。

せっかく聴くのでしたら、歌詞をよく読んでその中から英語の慣用句を探してみましょう。

洋楽には慣用句がたくさん使われている

洋楽の歌詞の中には、たくさんの英語の慣用句が使われています

好きなアーティストの曲を聴いたり歌ったりすることで、自然と慣用句を覚えることができるようになります。

ただ聴くだけでなく歌詞をよく読むので、より歌詞の内容がよく分かり歌をもっと深く知ることもできるのでおすすめです。

POINT

参考書や教材で勉強する

洋画を見て勉強する

洋楽を聴いて覚える

よく使う英語の慣用句5選

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いよいよ、実際に使われる英語の慣用句を見てみましょう。

ここではよく使う5つの有名な慣用句の例を挙げ、意味や簡単な例文も合わせてご紹介します。

Pull yourself together(落ち着く)

これは相手が動揺している時などに「落ち着いて」「しっかりして」と言いたい場合に使う表現です。

これだけで独立した表現として使えるので、覚えておくと非常に便利です。

Pull yourself togetherの使い方

「Pull yourself together」は、以下のように使われます。

A;"I'm so nervous about the exam."

A「試験、緊張するなぁ」

B;"Pull yourself together!"

B「落ち着いて!」

Under the weather(病気)

これは体調が優れない、具合が悪い時によく使う表現です。

身体の具合が悪い場合以外にも、気分が落ち込んでいる時にも使えます。

元々は船に乗っている時に天気が悪くなると船が揺れて具合が悪くなることから生まれた言葉と言われています。

Under the weatherの使い方

「Under the weather」は、以下のように使われます。

A;"You don't look good. Are you feeling OK?"

A「体調が悪そうね。

大丈夫?」

B; "I think I'm under the weather with a cold."

B「風邪で具合が悪いみたいなんだよ」

A; "I hope you feel better soon, take care."

A「はやく良くなるといいわね。

お大事に」

Piece of cake(簡単・楽にできる)

これは有名な慣用句で「簡単だよ」「楽にできる」という意味です。

直訳すれば「一切れのケーキ」ですが、日本語で「そんなの朝飯前だ」と言うのとよく似ています。

Piece of cakeの使い方

「Piece of cake」は、以下のように使われます。

A;"Can you do this for me?"

A「これ、やってもらえる?」

B;"Sure,It's a piece of cake!"

B「もちろん。

お安い御用さ」

POINT

英語の慣用句には色々なものがある

会話の中でそれだけで使える便利なフレーズも多い

使い方を参考にさっそく使ってみよう

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

英語の慣用句は一度覚えてしまえば非常に使い勝手がよくよりナチュラルな表現ができる便利なものです。

英語を母国語で話す人々との会話も一層弾んで楽しくなっていくでしょう。

ぜひ今日から、積極的に英語の慣用句を使ってみてください。

【初心者でもわかる】この記事のまとめ

「英語 慣用句」に関してよくある質問を集めました。

覚えておくべき英語の慣用句は?

今回はよく使う慣用句を5つご紹介しました。Pull yourself together(落ち着く)、Under the weather(病気)、So far so good(今のところ順調)、Get your act together(しっかりしなさい)、Piece of cake(簡単・楽にできる)など、どれも使いやすいものです。ぜひ使ってみてください。

英語の慣用句の覚え方は?

参考書や教材で勉強する際にも、自分でノートにまとめてみる・同じ単語を使った慣用句同士をまとめてみる・語源から調べて納得するなど覚えやすくなる工夫は色々あります。他にも、洋画を見たり洋楽を聴くのも楽しみながら無理なく覚える方法としておすすめです。英語の慣用句は日常的に使用されていますので、積極的に見つけて覚えてみましょう。

この記事を企画・執筆した人
-EnglishSearch編集部-
この記事は、EnglishSearchを運営している株式会社デジタルトレンズのEnglishSearch編集部が企画・執筆した記事です。
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